ここでは、イタリア・オペラ台本研究に役立つサイトを紹介する。台本研究を行う上で重要な役割を果たす研究機関や団体は数多くあるが、特にオンラインで資料が検索・閲覧出来るサイトを中心にリストアップした。（2021年4月19日現在）
　
　
【音楽学】
イタリア音楽学会の公式ホームページ。
https://www.sidm.it/index.php/it/
　
ボローニャ大学の音楽学者が中心となり設立された研究団体「サッジャトーレ・ムジカーレ」のホーム・ページ。機関誌の公開や音楽教育に特化したワーキンググループ「SagGEM」の活動報告も含む。
https://www.saggiatoremusicale.it/home/
　
音楽学者ジラルディのホーム・ページ。「オペラ作劇法 Drammaturgia musicale」に関する資料や自身の論文などを公開している。
http://www-5.unipv.it/girardi/
　
　
【オペラ作曲家】
ベッリーニ研究所の公式ホームページ、機関誌も閲覧できる。
http://www.studibelliniani.eu/
　
※最新研究動向の報告：
http://www.bollettinostudibelliniani.eu/wp-content/uploads/2020/03/07-Macchione.pdf
　
ボーイト没後100年となる記念年（2018年）の催しおよび作曲家の再評価を目的に立ち上げられた委員によるサイト「アルリーゴ・ボーイト」
http://www.arrigoboito.it/
　
プッチーニ研究所の公式ホームページ。作品目録と基本情報だけでなく、作品に関する研究論文や楽譜（ものによっては手稿譜）も閲覧できる。
http://www.puccini.it/
　
　
【オペラ台本検索】
ボローニャ大学による1600年から1900年までのオペラ台本レパートリー・アーカイヴ「コラーゴ」。
http://corago.unibo.it/
　
イタリア音楽学会がローマ大学「トル・ヴァガータ」と共同で開設したイタリア語によるカンタータのアーカイヴ「クローリ」。
http://cantataitaliana.it/
　
パドヴァ大学による「メタスタージオ・プロジェクト」：台本テキストのみならず韻律分析表など、台本研究に欠かせない情報も含む。サイト内には『ゴルドーニ』『ゼーノ』『オペラ台本』に特化したセクションも有る。
http://www.progettometastasio.it/public/
　
パヴィーア大学に寄贈されたギージ文庫に含まれる印刷台本がデジタル公開されている。
http://musicologia.unipv.it/collezionidigitali/ghisi/index.html
　
※ギージ文庫の目録：
http://musicologia.unipv.it/biblioteca/materiali/ghisi.pdf
　
　
【イタリア文学】
ボローニャ大学によるイタリア語・イタリア文学研究のためのサイト「グリゼルダ」。
https://site.unibo.it/griseldaonline/it/strumenti/strumenti-italianistica-digitale
　
　
【イタリア語、言語】
クルスカ学会が開設したオンライン・イタリア語辞典の一括検索サイト：「バッタッリャ」「トンマゼーオ」「トレッカーニ」「サバティーニ」「デ・マウロ」をはじめ、発音辞典「DOP」「DiPI」も含まれる。
http://www.stazionelessicografica.it/
　
ノートルダム大学によるラテン語辞典（羅英・英羅：活用・曲用検索付）。
http://archives.nd.edu/words.html
　　
　
【その他】
イタリア百科事典「トレッカーニ」：イタリアに関わる学術・文芸研究のベースとなる事典。
https://www.treccani.it/
　
イタリアの図書館によりデジタル・アーカイヴ化された資料の検索サイト
http://www.internetculturale.it/
　
　
【オペラ上演】
世界で過去に上演され・今後上演されるオペラ公演に関する情報を検索できるサイト
https://www.operabase.com/en